冬のごちそう レンジャク

沢内村のホテル銀河高原でどちらかと言えば植物のジャンルに入る話題だが、鳥と木の話。

冬になり広葉樹の葉が落ち木々は、はげ坊主。その頃、裸の木に青々と葉を茂らせている丸いぼんぼり状の塊が付いていたりする。

木の種類はと見るとブナ・コナラなどだ。塊の正体はヤドリギ。演歌に出てくる、止まり木と混同している人がいた。。いったいどうやって、そこに生えることになったのだろう。

そこまで種を運んでくれたのはレンジャクという渡り鳥だ。冬になると北方から秋田にやって来る(尾が黄色い、黄レンジャクという種類)。

食べ物の少ない冬のあいだ、レンジャクはせっせとヤドリギの実を食べ種を蒔く。