親しい間にも警戒アリ スズメ
昔と比べると、スズメをあまり見かけなくなったと思うのは僕だけでしょうか。ツバメと同じで外敵から身を守るために人間のそばに住む生き物のひとつだ。

人里にいれば、トンビやカラスにいじめられる頻度が少ない。穀類などのエサも食べやすい。集落が廃村になるとスズメもそこを離れる。そうやって人間を利用している割には、人になれることはない。

孤高の士と思いきや、自分たちは必ず集団を組む。常にあたりを警戒している。何もそんなにまでキョロキョロしなくてもいいのにと、いつも思う。

《MEMO》スズメ目ハタオリドリ科、世界で15種類日本に2種類、体重25〜30g(チューインガム6枚分)、人が近づくと逃げだす距離(フライトディスタンス)は約5M。