横手のスズメ スズメ

農家にとって、肉食のツバメは害虫を食べてくれるから益鳥で、スズメは畑を荒らしたり米を食べてしまうから害鳥となる。偏食をしないで害虫も食べるのだが、秋には石もて追われる存在だ。しかし、外敵から身を守るために人間のそばで暮らしているせいか昔話に出てくるほどなじみ深い。

スズメ目(もく)ハタオドリ科のスズメは世界に15種類がいて横手には「スズメ」と「ニュウナイスズメ」がいる。

ニュウナイスズメ(入内雀)の特徴は、ほおに黒班がないこと。オスはスズメに比べ茶色が鮮やかだ。メスは黒っぽい茶色で眉に白い班がある。

スズメは48月の繁殖のときだけ巣をつくり、それ以外の秋から早春までは木の上で寝たりしている。重さはわずか30gほどだからチューインガム6枚と変わらない。

ツバメもスズメも「スズメ目」というのがおもしろい。