役目はサボッテンますが、葉です サボテン

チクリンという商売ネームがついている品種改良された種類先日、ジャスコで380円のサボテンを買ってきた【写真】。前からほしかったのですごくうれしい。

じっとながめていて、おもしろい植物だなとあらためて思う。やっぱり一番変わっているのは葉だろう。植物の葉には1枚が1ミリにも満たないものから、数メートルにもなる葉まで千差万別だ。

サボテンの針が葉だというのは有名だが、茎が針に変化した植物、根が針に変化した植物など学会では針も分類される。

その中でサボテンは葉針となる。葉が針になることで一長一短がある。メリットは砂漠のような乾燥地帯でも葉の表面積をできるだけ少なくし水分の蒸発を防げる、動物に食べられる心配が少ない。

デメリットは光合成ができない。それは、緑色の茎でカバーしている。写真を良く見ると、針は必ず数本が固まって出ている。付け根を刺座と呼ぶのだが、その位置、配置で葉の証明になるそうだ。

380円のサボテンも奥が深い。最後に、サボテン=暑い地域を想像するが、カナダにはマイナス50度にも耐えられる種類がある。