スズメノ○○○ スズメノヤリ

スズメのような小さな鳥が使うようなサイズの槍に似ているので「スズメノヤリ」とついた。

「スズメノ○○○」という名の植物はけっこうあるが皆、小サイズの○○○という意味になる。例えば、スズメノエンドウ・スズメノカタビラ・スズメノテッポウ・etc

日当たりのいい野原に生える多年草で、花期は4〜6月。おもしろいのは「メシベ先熟花」ということ。写真右上の円内が雄花で左下が雌花。最初に雌花が熟し、他花の花粉をもらう。この時、自花の雄花はまだ少年のままだ。その後、雌花が役目を終える頃、雄花が他花の為に花粉を吐き出す。つまり、雌性期から雄性期へと性転換するわけだ。


逆に、最初に雄性期があってその後、雌性期に変わる性転換的な植物もある。一般的に風媒花では「メシベ先熟花」が多く、虫媒花では「オシベ先熟花」が多いように思う。